10月のことば リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 9月 30, 2020 「人をほめ 人をいたわる 人間になろう」「あいつが悪い」「こいつは間違っている」云々。そんな言葉ばかりが聞こえてきて、うんざりしますね。良い点をほめ、相手の思いをいたわる。そんな毎日を送りたいものですね。お互いに。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
6月のことば - 6月 09, 2025 「念仏は いまと未来の 道しるべ」 先月、稚内のお寺へ行ってきました。 さすが北端の町、仙台では一月ほど前に散ってしまった桜が咲き、本堂ではストーブが焚かれておりました。 無事5日間の行事を勤め、帰路の為に空港に向かうと搭乗予定の便が欠航する可能性があるとのしらせ。 稚内は日常的に強風が吹くため欠航は珍しいことではなく、現に1日 2 便のうちの午前の便は欠航でした。 折り返し運航なので、稚内空港に着陸出来なければ出発地に戻り自動的に欠航になってしまいます。 待合室にいた搭乗予定の人々は、藁をもすがるような思いで着陸する飛行機を見守っていました。 いよいよ着陸態勢に入った飛行機は、肉眼でも確認できるほど強風に煽られグラグラと揺れながらも無事着陸することでき歓声と拍手が上がりました。 幸いにして私は、予定通り帰路に就くことが出来ました。 行く場所や 着く場所が定まらないことは、不安でしかありません。いや恐怖とも言えるでしょう。 この世の命を終えた時に私はどこへ行く? どこに行ける? どのようなところに行ける? 「この私」は、このような所に行くと明確に答えられますか? これらの問いを明確にしてくださったのが浄土宗を開かれた法然上人です。 法然上人はお釈迦さまの御教えの中から、阿弥陀さまのお救いを見出されました。貪る心や怒りの心、この世が常に移り変わることさえも受け入れられない者であっても、「 ナム・アミダブツ 、ナム・アミダブツ」と阿弥陀さまの名を呼べば、阿弥陀さまが西方極楽浄土へとお救いくださるというものです。 阿弥陀さまが、阿弥陀さまを呼ぶ声を探し出され、極楽浄土より呼ぶ者の目の前まで迎えに来てくださり、極楽浄土へとお連れいただけるのです。 お念仏を称える人は独り旅ではないのです。 日頃から心を込めてしっかりと阿弥陀さまの名を呼び続けましょう。 ナム・アミダブツ 続きを読む
3月のことば - 3月 02, 2025 「かなしみを あたためあって あるいてゆこう」(坂村真民) 梅の花がほころび始めました。 なんだか心が「ふわふわ」します。 それはうららかな春の訪れを感じさせる「ふわふわ感」と 14 年前に引き戻され地に足がついていないような「ふわふわ感」です。 嬉しい想いとそんな心持ちで良いのかと葛藤する気持ちが混在し、胸が苦しくなります。 否が応でも見送ったたくさんの方々を思い起こしますし、今なお哀しみの淵にある遺族の方々の顔が浮かびます。一年でもっとも無常を思い知らされる季節です。 お釈迦様は「この世は無常であり、無常はこの世の真実である。その真実をそのまま受け止めれば、無常にあらがうことから生じる苦しみが解き放たれる」とお示しです。 形あるものはいつか壊れてしまい、生まれた命はいつまでも生き続けることが出来ない事は誰もが分かっているつもりでも、頭と心が一致させられないのが情をもつ私達人間であることを痛感致します。 哀しいのなら哀しいままでいい。 苦しいのなら苦しいままでいい。 心が落ち着かないのなら落ち着かないままでいい。 「そんなあなた達を私は見捨てない」と、仏となられたのが阿弥陀如来と言う仏さまです。阿弥陀様は全ての人を救い取るために「我が名を呼ぶだけでいい」という誰もが出来る救いの道をご用意いただきました。 そして、この阿弥陀様の救いを明らかにしていただいたのがお釈迦様であり、浄土宗を弘められた法然上人であります。 心苦しさは無くせないが、あるがままでいいお念仏を、心を込めてただただ称えたいとおもう。 続きを読む
7月のことば - 7月 16, 2025 「素直な心は人を強く正しく聡明にしてくれるのである」(松下幸之助) 蓮が美しい花を咲かせ始めました。鑑賞される方々の悦ばれる顔に、土の入れ替え時の腰痛も報われたような気がします。 先日、近隣の小学生の『弟子入り留学』を受けいれました。『弟子入り留学』は 4 年生の就業体験です。 おつとめ、写経、境内の清掃、お地蔵様などへの花あげなどをしてもらいますが、一番のメインは外の歩道の清掃で、特に時間を割いています。 私が子供の頃は、ラジオ体操をする場所や公園などを掃除させられましたが、子供会活動の縮小や生活様式や価値観の変化に伴い、教室や自宅などの「私の場所」以外の公共の場所を掃除する機会が無くなってしまいました。 その為に公共の場所は「私ではない誰かが掃除する場所」になり、ごみやタバコの吸い殻などが平気で捨てられるようになりました。今回の子供達も多くのタバコの吸い殻やマスクなどを拾いました。 閉会式では弟子たち(子供達)に、「ごみを捨てる大人ではなく、ゴミを拾う大人になるように」と伝えます。 わずかな経験であっても、子供たちは素直に良い・悪いをきちんと理解し、後日行われる弟子入り発表会では「私はごみを捨てない」という宣言を数多く聞かされます。 今月のことばは、戦後の日本経済を支えてくれた財界人の一人、松下幸之助さんの言葉です。 戦後80年を迎え、昨今、戦争に関して様々な意見を耳にします。 戦争をしてはいけない、人を傷つけてはいけない、自分も周りの人々も大切にする、という根本的なことを大人が子供にしっかりと伝える大切さを感じます。 小さなことの積み重ねが、やがて花を咲かせる気がしてなりません。 続きを読む