2月のことば
「いいことが続かないのも 無常 悪いことばかり続かないのも 無常」 身を切るような風に、ついつい背中が丸くなってします。見上げる空もどんよりした日が多く、気持ちも何だか滅入ってきます。 姿勢も悪くなり、目に映る世界も知らぬ間に狭くなっています。 お釈迦様の教えである「諸行無常」という教えは、この世の物事はすべてがうつり変わり 常あるものなど無い、すべては変化し続けると示されています。 ところが当の私たちは、自らが幸せだと思うことが永遠に続けば良いと切実に願います。 楽しいこと、嬉しいこと、心地良い時間、かけがえのない環境など、誰もが失いたくないと目を背けても、移ろいゆくことこそが真実です。 一方でつらいこと、悲しいこと、目をそむけたくなるような状態も、無常の一コマです。 様々な状況にあっても、そこは到着点ではなく通過点でしかありません。 豊かなおもいの人は足元を見つめ、苦しい思いをされている人は大空を見上げ、共に「この世は無常、すべてのものはうつり変わる」と心にとどめたいと思います。