6月のことば リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 5月 31, 2020 「みなともに平和を願い 仲良く生きたいと思う ただ いつも 自分本位であることに問題がある」コロナのせいなのか、日本だけだはなく世界中がギスギスしています。みんな仲良く健やかに平和に過ごしたいと思っているけれども、いつも「自分が」、「自分にとって」ということが前提にあることを見つめなければいけませんね。相手の心情を慮る。そうありたいですね。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
10月のことば - 10月 03, 2023 「芋は 芋のいのちなり 合掌して いただこう」 「暑いですね~」から「凌ぎやすくなりましたね~」へと挨拶が変わりました。 私の着る作務衣も、まだ夏物とは言え、長袖の上着を羽織るようになりました。 『食の秋』を彩る話題も耳にします。さんま、新米、ぶどう、栗、芋などなど。もう味わわれたでしょうか。 近ごろ、テレビや旅行の広告など見ると、「食べ放題」「飲み放題」「お得」などと言う言葉を良く目にします。 一つの食べ物を分け合って食べた世代としては、何ともそそられる魅力的な言葉の数々なのですが、その前に。 私たちが口にする食べ物は、元々は一つ一つの「いのち」であったことを決して忘れてはいけません。 そして、私たちの口に入るまで多くの人々の労があって、口に出来ていることを感謝しなければいけませんね。 「いただきます」、「ごちそうさまでした」とともに、食事を作ってくれた目の前の人にも感謝を忘れずに秋を満喫しましょう。 〔豊作の柘榴(ざくろ)〕 続きを読む
6月のことば - 6月 18, 2023 「おおらかに生きよう まずは 自分から」 コロナが5類へ移行し、世間は以前を取り戻すかのように活気が溢れています。そのような世の中に呼応してか、私の出張が増えました。 出張先の街には、インバウンドと呼ばれる外国人観光客や修学旅行生が溢れ、飛行機や新幹線などの交通機関はもとより、ホテルなどの宿泊場所を探すことに一苦労することも珍しくありません。 先日、関西への飛行機の機内で、とても賑やかお姐さま達の傍に坐りました。 観光に行くと思しきお姐さま方は、離陸後も観光のシュミレーションに余念がなく、そのミーティングの声は周りに座ったサラリーマンや家族連れが驚いて振り向くほどです。 きっと周りにいた人々は私も含めて、もう少し小さな声で話してくれないかと望んでいたと思いますが、旅行が出来る嬉しさを隠し切れないお姐さま方の心情を理解し、誰も注意などしませんでした。 マナーやエチケットは当然のことであるけれども、お姐さま方の楽しい雰囲気に水を差さない周りの乗客のおおらかさは心地の良いもので、 お姐さま方を見守った寛容さがギスギスした今の時代に大切だと思いました。 社会学者の古市憲寿さんは、「嫌だなと思う人と出会ったら、その人をサンプルだと思って、面白おかしく観察し楽しむ」と仰ってました。なるほど、こちらが楽しめば、嫌なことでも嫌な人でもなくなりますね。 「言うは易し」 まずは、自分からおおらかに過ごしましょう。わずかなことでも、まずは第一歩を自ら歩み出しましょう。 ちなみに、原稿作成で寝不足で搭乗した私は、一睡もできませんでした ( 笑 ) 続きを読む
4月のことば - 4月 16, 2023 「私は過去にではなく 今日と明日に生きる(エジソン)」 今年の桜はいつもよりだいぶ早く咲き、あっという間に過ぎ去ってしまいました。そのため、辛うじて毎年“ノルマ”にしているお向かいの徳泉寺さんの枝垂れ桜と私がジャンボ桜と呼んでいる『銀杏町の一本桜』は眺めることが出来ましたが、残念ながら大河原町の「一目千本桜」は今年も目にすることが出来ませんでした。 咲くのが早ければ、散るのも早かった今年の桜。あまりの早さに、散った花びらの掃除が追い付かないほど。時間をかけて綺麗にした場所も他の場所を掃除している間に見事に元通り。もうここまで来ると怒りどころかイライラも消え去り、諦めて笑うしかなくなります。 桜の花が咲くこと、そして散ることも自然なことなのに、私の都合で一喜一憂していることに気付かされました。 お釈迦様は 「世の中は行為(業)によって転変し、人々の行為によって転変する。(スッタニパータ)『ブッダ100の言葉 佐々木閑訳』」と仰っています。 4 月は新たなスタートの月。 何かと時間に追いかけられたり、気の疲れから失敗などをすることもあるでしょう。でも、その失敗や経験を未来に活かせば、それは貴重な財産になります。エジソンだって、失敗失敗の連続だったはずです。 見えない未来を恐れても未来は変わりません。 過ぎ去った過去をいくら悔やんでも、悔やんだだけでは未来は何も変わりません。 未来は今の積み重ねです。「いま」を大切に。 続きを読む