6月のことば リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 5月 31, 2020 「みなともに平和を願い 仲良く生きたいと思う ただ いつも 自分本位であることに問題がある」コロナのせいなのか、日本だけだはなく世界中がギスギスしています。みんな仲良く健やかに平和に過ごしたいと思っているけれども、いつも「自分が」、「自分にとって」ということが前提にあることを見つめなければいけませんね。相手の心情を慮る。そうありたいですね。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
12月のことば - 12月 03, 2025 「水に源あり 樹に根あり」 10 月末、福島県の山深い地域において行われた慰霊法要に参列しました。 この法要は、福島県を流れる只見川上流に発電所を建設する際に亡くなられた方を慰霊する法要です。なぜ教誨師が慰霊法要を行うかというと、この電源開発作業の一端を担ったのが宮城刑務所の刑務官や受刑者であったからです。 戦後、国が復興の最重要課題としたのは電源開発の確保であり、この只見川開発工事は昭和 26 年より 7 年間に渡り、宮城刑務所からは刑務官 25 名、受刑者 250 名、延べ人員は 675,921 名が従事しました。 作業地は山深い難所というだけではなく、夏季には猛烈な暑さに苛まれ、冬季には氷点下 20 度もの厳しい寒さと 3 メートルを超える積雪に苦しめながらも、昭和 33 年 11 月 30 日、この大事業の完遂を見ることができました。 しかし作業中の事故により、 3 名の刑務官、 7 名の受刑者が亡くなられたのです。 スイッチを入れれば当たり前に部屋が明るくなり、暑さも寒さも凌げる。何不自由ない生活の源には、見ず知らずの方々の恩恵がある事を知らなければなりません。 「水に源あり 樹に根あり」 お念仏によるお救いも、阿弥陀様が仏(如来)となって〝我が名を呼ぶ者を必ず救い摂る〟というお誓いと艱難辛苦の難行苦行の末に、いま私たちの前にあることを忘れてはなりません。 年末の忙しい時期。こんな時こそ、〝源をおもい、根を見つめ〟心を込めてお念仏をお称えしましょう。 ... 続きを読む
2月のことば - 1月 31, 2026 「いいことが続かないのも 無常 悪いことばかり続かないのも 無常」 身を切るような風に、ついつい背中が丸くなってします。見上げる空もどんよりした日が多く、気持ちも何だか滅入ってきます。 姿勢も悪くなり、目に映る世界も知らぬ間に狭くなっています。 お釈迦様の教えである「諸行無常」という教えは、この世の物事はすべてがうつり変わり 常あるものなど無い、すべては変化し続けると示されています。 ところが当の私たちは、自らが幸せだと思うことが永遠に続けば良いと切実に願います。 楽しいこと、嬉しいこと、心地良い時間、かけがえのない環境など、誰もが失いたくないと目を背けても、移ろいゆくことこそが真実です。 一方でつらいこと、悲しいこと、目をそむけたくなるような状態も、無常の一コマです。 様々な状況にあっても、そこは到着点ではなく通過点でしかありません。 豊かなおもいの人は足元を見つめ、苦しい思いをされている人は大空を見上げ、共に「この世は無常、すべてのものはうつり変わる」と心にとどめたいと思います。 続きを読む
3月のことば - 2月 28, 2026 「 生きているということ いま生きているということ(谷川俊太郎)」 今年もこの季節を迎えた。 人によっては、寒さがやわらぎ春を感じられる季節。 人によっては、受験の結果を待つ不安な季節。 人によっては、花粉のせいで鬱陶しい季節。 人によっては、親しい友人との別れの季節。 人によっては、新しい生活が待ち遠しい季節。 人によっては、年度末で猫の手も借りたい季節。 人によっては、顔をあげたくもない季節 人によっては、テレビを見たくない季節。 人それぞれの季節。 「生きていること いま生きているということ」 大切に時を刻みたい。 続きを読む