7・8月のことば
「君しばし 弥陀のみもとに 待ちたまえ やがてはともに 同じ蓮(はちす)に」
東日本大震災において大切な人を亡くされた方の中には、どんなに凍えるような凍てつく日でも、どんなに汗が流れる暑い日でも、入浴時に浴槽に入れない人がいます。
それは、亡き人への後悔の念や申し訳なさなどからです。
そんな人々が、自責の念に捕らわれることなく少しでも穏やかな日々を過ごせることを願い、東日本大震災慰霊のための『約束のあみださま』を造立しました。
名称は、阿弥陀さまが私達に対して「我が名を呼ぶ者を必ず救い摂る」と誓われたお約束から『約束のあみださま』と命名し、阿弥陀様に極楽の蓮の台に救われた方々が、そのみもとで安らかに健やかに過ごされている様子をあらわしました。
遺族の方々や心に深い悲しみを抱えた人々が『約束のあみださま』に手を合わせることで、わずかでも心穏やかに過ごされるように願っています。
この世を去らなければならないのは世の定めですが、お念仏を称える私達は先立たれた方と同じ蓮の台において再び逢えることが約束されています。
それまで大切な人にはしばしお待ちいただき、自らの時間を大切に過ごしたいものです。 合掌



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